当流紹介

当流サイトへようこそ

体験セミナー(後援:福岡市)を開催中です。  為勢自得天真流柔術は、黒田武士の「護身柔術&動く禅」です。武道フィットネス+500の技のエクササイズ+サムライ・マインド により男女共に活躍のスキルアップが図れます。

 当流の特長は、筋力を使わず、非力(やわら)で剛を制し、柔軟な動きは、心身一如となり「動く禅」となります。古猫が剣の極意を説いた猫の妙術(佚斎樗山 著 )や 禅の十牛図を手本に、柔軟な技と心を研鑽していきたい。

 流祖 藤田麓憲貞(1844年没):笠原流、揚心流、良移心当流の三流の免許皆伝を得て、為勢自得天真流を創始したと伝えられています。 現宗家は、福岡市無形文化財指定 第十六代 三舟統一郎師です。

 これからのAI社会を生き抜く力(対人対応力、ビジネス処理等)や智慧は、武術の稽古で、身も心も柔軟なサムライ・マインドが役に立ちます。女性の社会活躍に期待し必要な資質向上に役立ちます。IT企業が集まるシアトルで人気の小学校は、クリエイティブな教育であり、当流の方向性と同じです。健康的生活、生涯学習(自己啓発)としての柔術は、SDGs(持続可能な開発目標)に寄与します。道場生は、10代~70代と幅広い。   

武術は、武士が懸命に磨き高めてきた日本のアイデンティティーであり、当道場も、福岡藩外不出のお留め武術として、秘伝の技を受け継いでおり、武の精神性を現代に活かし、ステップアップを目指している方をお待ちしております。Let’s try “Jyujutsu!”

理不尽な事件や災害、日本経済、国際社会等、不安げな未来社会に「動く禅」なる柔術で動揺しない胆力あるサムライ・マインドを身に付けてみませんか。自分の未来への投資として。

・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・

聖武會主旨(聖武會設立 昭和三十七年五月)
  本會の名称を聖武會 聖武館と称する。
1 .本會は為勢自得天真流・自剛天真流を教傳す。
1 .本會は古流の保存普及をなし、人格の向上と
  心身の鍛錬、護身の術を体得するを目的とする。
1 .會員相互の和合向上と館の発展に努めること。
聖武館心得
1 .道義を重んじ礼節を尊ぶ事。
1 .武道に精進し心身共に鍛錬する事。
1 .道徳、協調性を以て、自己の人格向上を図る事。
1 .当流乱用し、社会心身に迷惑を掛けない事。
1 .稽古に際しては、怪我等の無き様注意の事。
1 .聖武館心得を著しく乱したものは退会命ず。
1 .宗家に無許可にて他人に其の術披露す事厳禁。
注 練習に万障繰り合わせる事も修業の一也と心得よ。

・・・・・・・・    ・・・・・・・・     ・・・・・・・・

授傳目録:
受身・請技
体捌                  5本
手法       手抜技         5
足法       方向・転回       5
 
基本  一の章  三十三形       33
逆手捕投     襟捕         15
         面打         10
         突き         5
         蹴り         3
         行合         5
         居捕         5
逆手捕      連行         5
         柄物捕        5
逆手押                 5
絞技・絞防技              6
逮捕術                 3
殺法                  5
活法                  3
                   123本

体験セミナーのご案内

・体験セミナー: 開催中

      毎週、日曜日 11:30~

         水曜日 19:30~ 

      当流、 護国道場(福岡市中央区六本松1-1-5)

       参加料:無料

   小学2年生以上の男女;運動苦手な人もOK。小学生は保護者同伴でお願いします。

   状況によっては、延期や中止もあります。

   参加希望の2日前迄に、申込みをして下さい。

   申込み、問い合わせは、こちら お気軽にどうぞ

   ・・・・・・     ・・・・・・・・    ・・・・・・・・

*宇美体験教室

  ・宇美町立武道館 ( 宇美町宇美5-7-1  ) JR宇美駅より徒歩4分

      2階 柔道場へお越しください。

  ・毎週 木曜日 午後8時~9時

  ・問合わせ先; 080-5215-5238(瓦田)(18:00~21:00)ショートメール可

    お気軽にどうぞ

     

入門案内

小学2年生以上の男女:練習生募集中です。子供クラスはありません。武術に年齢差は、ありません。小学生では、保護者も稽古に参加される事をお勧めします。互いに技を掛け合い、共通の話題ができます。

月会費  5000円(一般)、3000円(学生)

入会金  1万円

年会費  1万円(途中入会の場合は月割りします)

稽古日  日曜日 10:30~12:30、水曜日 19:30~20:30 (1日でも可)

     自己都合による遅刻、早退可です。学業と両立できる様、配慮致します。

     稽古着は、しばらくはジャージで結構です。

体験、見学可です。気軽にお問い合わせください。

問い合わせは、こちら

 

猫の妙術

《当流紹介中の猫の妙術について:略説》(参考文献:「剣と禅」大森曹玄著 春秋社) 

 勝軒という剣術者の家に大鼠(ねずみ)が住みついて、昼間から暴れ回る。近所から猫を借りて

きたが、どの猫も歯が立たない。そこで、評判の猫を借りてきたが、たよりない格好だ。

しかし、あっけなく、鼠を捕まえてしまった。その晩、その古猫を上座に、猫族会議がひらかれた。最初に声を上げたのは、「鋭き黒猫」だ。「私は、早業に自信があったのに」

古猫「君の技は、小手先で、道や理に基づかない。」技巧派、腕自慢の弊を戒める。

次に、虎毛の大猫だ。「気合で圧倒しようとしたのですが」

古猫「浩然の気ではないからだ」 次に、灰毛の猫「こちらの和に応じません」

古猫「分別心からの和だからだ。しかし、君たちの修行は、無駄ではない。無心無為から流露するかだ。」古猫は、敵もなく我もなくという無物の理を説く。・・・・

山岡鉄舟先生(無刀流)は、自他流の伝書類は自由にみせたが、これだけは、珍重され、容易に見せなかったそうである。

古猫を実在の人物で言えば、男谷精一郎(直心影流)、白井亨(中西派一刀流)、辻月丹(無外流)、針ケ谷夕雲(無住心剣流)、小田切一雲(空鈍流)、上泉伊勢守秀綱(新陰流)など、勝ち、負けでは無い境地に達している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

十牛図:(参考文献 「禅の本」学習研究社)

武術等の修行者が、牛(本来の自己)を探し求める旅を十枚の絵で表したもの。

一 尋牛(じんぎゅう); 修行の最初の段階・修行者が牛(本来の自分)を探しに出る

二 見跡(けんせき);  牛の足跡を見つけた。手がかりを得た。

三 見牛(けんぎゅう); 木の陰に隠れて頭部を出している牛を初めて見つけ出した。

             少しだけ悟りの開けたところ(見性 けんしょう) 

四 得牛(とくぎゅう); 牛(本来の自己)は、全部の姿を現している。牛に手綱を付け、

             自分のものにしようとしている段階。

五 牧牛(ぼくぎゅう); 牛を連れて行く。悟後の修行

六 騎牛帰家(きぎゅうきか);牛にまたがって、楽しげに家に帰る。修行者は本来の自己と

               一体となっている。

七 亡牛存人(ぼうぎゅうそんじん);家に帰って牛を忘れてくつろいでいる。悟ったという

                  意識を捨てる。

八 人牛俱忘(じんぎゅうぐぼう);牛も人もなく円ひとつ(「空」)

九 返本還源(へんぽんかんげん);万物が一体となった。水青く、山は緑、花は紅

十 入鄽垂手(にってんすいしゅ);日常生活の中で人々のために尽くす。

                 悟りとは禅の世界のみ通用するもの。 鄽=町の中